自分の名前を書くことは、読み書きの最初の大きな一歩であり、多くの子が最初のくやしさに出会う場所でもあります。理由はたいていひとつ: 手の準備ができる前に、手をさそってしまったからです。順番さえ合っていれば、自然に、そして泣かずに書けるようになります。
そのときが来たサイン
決めるのは年齢ではなく、三つのサインです: えんぴつを3本の指で持てる、かんたんな形(まる、十字、四角)をまねして描ける、自分の名前の最初の文字を見て分かる。この三つがそろわないうちの練習は、けんかになります。だいたい4〜6さいのあいだですが、個人差はとても大きく、それが普通です。
うまくいく順番
- 1. 最初の一文字だけ。 それはその子のお気に入りで、自分のしるしになります。看板やおかしの袋や本の中で、その文字さがしをしましょう。
- 2. 大きな文字で。 ひらがなよりも、まずは大きく書くこと。直線とかんたんなカーブでできた形から始めると、ずっとらくです。
- 3. 紙より先に、空中で。 空に指で、砂に、おぼんに広げた小麦粉に、くもった窓ガラスに名前を書きます。動きは、えんぴつより先にからだから入ります。
- 4. なぞる。 うすい色のペンで名前を書いて、その上をなぞらせます。これは子どもが自分で外していく足場です。
- 5. となりに写す。 上にあなたが書き、下に子どもが見ながら書きます。
- 6. ひとりで、思い出しながら。 ここまで来てから。そして、書いたものは絶対に消させないこと。
勉強に見えない6つの遊び
- ねんどの名前: 細長くのばして文字にすると、手がしっかり働きます。
- はんこの名前: じゃがいもやスポンジシートで文字をつくり、絵の具につけて押します。
- シールの名前: 文字の線の上に、まるいシールをならべてはります。
- 世界に名前をつける: おもちゃ箱、水とう、描き上がった絵に名前を書く。書くことに本物の役目ができます。
- ケーキの上の名前: クリームに指で書いて、そのあと指をなめる。
- 作品にサイン: 絵ができるたびに下に名前を書く。習慣になり、習慣が教えてくれます。
大人がやりがちなまちがい
- むずかしい字から始める。 きれいですが、まだない力を求めることになります。
- ゆがんだ字を直す。 この時期は、書けたこと自体が勝利です。形は時間が整えてくれます。
- 長い名前を一度に。 名前が長いなら、短いよび名から。「あきひろ」の前に、まず「あき」です。
- 宿題にしてしまう。 楽しい5分は、いやいやの30分にいつでも勝ちます。
いっしょに育つもの
手を強くするものは、すべてこの段階を早めます。ねんど、はさみ、そしてなにより、ぬりえ。ぬりえは、書くときに必要になるのと同じ指のつまみ方と、輪郭を守るコントロールを鍛えるからです。この時期に大きな図柄がほしければ、無料のオンラインぬりえか、2〜8さいの手のために描かれたドガヴィオスのぬりえブックをどうぞ。✍️
