毎年この季節になると同じ問いが浮かびます、こどもの日には絵本かおもちゃか。おもちゃは店頭できらきら輝いていますが、新品のガジェットの魅力が三日で色あせるのを見た人なら、答えがそう単純ではないことを知っています。プレゼント選びに悩んでいるなら、罪悪感を煽ることも「絵本のほうが偉い」という説教もなしに、実用的な考え方を紹介します。
一回あたりのコストで見ると話が変わる
光と音が出る電池式のおもちゃは値段が張るわりに寿命が短いもの。電池が切れ、部品が壊れ、興味も薄れていきます。一方、良い絵本は何十回も開かれます、同じおやすみ前の物語を何週間も毎晩リクエストされたという声はよく聞きます。値段を実際の使用回数で割ってみると、たいてい絵本に軍配が上がります。
絵本とおもちゃはライバルではなくチーム
どちらかを選ぶ必要はありません。賢いこどもの日の戦略は、メインのおもちゃ(子どもが本当に欲しがっているもの)に、控えめな絵本を添えることです。おもちゃがその日の興奮を生み、絵本はその後何ヶ月ものあいだ、寝る前のひととき、待合室、静かな午後を満たしてくれます。
子どもの心をつかむ絵本の条件
- 子どもが共感できるキャラクター、親しみやすい動物、庭の冒険、色とりどりの世界は、複雑な筋書きよりも心をつかみます。
- バイリンガルまたは繰り返しの多いテキスト、読み始めの子や、同じ心地よいフレーズを何度も聞きたい小さな子にぴったりです。
- 指差しや名前当てを誘うイラスト、4歳未満の子どもに最適です。
その一例が、魔法の庭に暮らす小さなハスキー犬ピグイッサの物語です。バイリンガルのテキストと細部まで描き込まれた場面は、まだすべての言葉を理解できない小さな子どもでも何度もページをめくりたくなる魅力があります、本が苦手な子にとってもこれは大きな一歩です。
「宿題」に感じさせないプレゼントの渡し方
どの絵本を選ぶかと同じくらい、どう渡すかも大切です。文房具と一緒に包むのは避けましょう、読書と義務が結びついてしまいます。別々に包んで「今夜これを一緒に読もうね」と伝えたり、2、3冊のうちどれを先に開けるか子どもに選ばせたりしましょう。そうすることで、絵本は「やらされること」ではなく「自分で選んだこと」になります。
結論
予算が限られているなら、愛される一冊の絵本はほとんどのおもちゃよりも一ドルあたりの絆を多く生み出します。両方を用意できる余裕があるなら、なお良し、おもちゃはその日の笑顔を、絵本は長く続く習慣を育ててくれます。



