子どもが2分で紙を放り出し、「ぬりえが嫌いなんだ」と結論づけてしまう。多くの場合、問題は子どもではなく紙です。細かすぎればいらだち、単純すぎれば飽きます。
2〜3歳:塗ること、丁寧さではなく
この年齢では力加減も線もまだ制御できません。できるのは、大きな面の中でクレヨンを行き来させることです。探すべきは、とても大きな図がひとつ、太い輪郭、内側の細部はほとんどなし。線をはみ出す落書きは当然のことで、直す必要はありません。太いクレヨンのほうが細いえんぴつより向いています。
4〜5歳:意図が現れる
似せたいという気持ちが出てきます。だいたい線を守り、色を意識して選びます。探すべきは、動きのあるキャラクター、要素が2〜3個、簡単な背景。
6〜7歳:挑戦を求める
細部は障害ではなく魅力になります。場面全体、複数のキャラクター、塗り分ける質感を。この時期、多くの子が紙の中に自分で何かを描き足しはじめます。そのままにしましょう。
8歳以上:ぬりえが作品になる
時間をかけて、最後にきれいに仕上がるものを求めます。よい画材と2回に分ける進めかたが効きます。
役に立つセットの作りかた
難易度を3段階印刷して、子どもに選ばせましょう。ドガビオスの素材集はとても簡単なものからかなり細かいものまで揃っています。





