どの子にも、答えるたびに新しい「なぜ?」が返ってくる時期があります。息が切れて、答えもなくなってしまったら、大丈夫。ここには、子供がよく聞く15の質問と答えを、やさしくて短く、科学的にも正しい形でまとめました。車の中でも、行列の待ち時間でも、寝る前にも使えます。
答えはどれも2、3文で、3歳から8歳の子にちょうどいい長さです。次の質問が来たら、それはすばらしいこと。好奇心は、元気な脳のしるしです。
空と海と自然についての質問
- 1. 空はなぜ青いの? 太陽の光は白く見えますが、本当はたくさんの色が混ざっています。光が空気の中を通るとき、青い光はほかの色よりも散らばりやすいので、空のあちこちから私たちの目にとどくのです。
- 2. 海はなぜしょっぱいの? 雨や川が、岩の中のごく小さな塩を洗い流して、海まで運びます。海の水は蒸発して雲になりますが、塩は蒸発しないので、何百万年も海に残るのです。
- 3. 虹はどうしてできるの? 空気中にまだ雨つぶがあるときに太陽が出ると、光が水のつぶに入って、色ごとに分かれます。だから、太陽を背中にして雨のほうを見ると、虹が見えるのです。
- 4. 月はなぜ形が変わるの? 本当は変わりません。月はいつも丸いのです。変わるのは、月が地球のまわりを回るあいだに、太陽に照らされた面が地球からどれだけ見えるかです。
- 5. 雷はなぜ光ったあとに鳴るの? 稲光と雷の音は同時に起きますが、光は音よりずっと速く進みます。だから、先に光が見えて、少しあとにゴロゴロと音が聞こえるのです。
- 6. 秋に葉っぱはなぜ黄色くなって落ちるの? 葉っぱには、木が太陽の光から栄養を作るのを助ける緑の色があります。涼しい日が増えると緑が薄れて、もともとあった黄色やオレンジの色が見えてきます。
私たちの体についての質問
- 7. あくびはなぜ出るの? 科学者にもまだはっきりとはわかっていません。体が目を覚ますのを助けるという説や、脳を冷やすという説があります。あくびはうつります。ひとりがすると、すぐにみんなに広がります。
- 8. 冷たい水を飲むとしゃっくりは止まるの? 止まることもありますが、いつもとは限りません。しゃっくりは、息をするのを助ける筋肉が、思わずぴくっと動くことで起きます。少しだけ水を飲む、ちょっと息を止める、ゆっくり息をするなどで、その筋肉がいつもの調子にもどることがあります。
- 9. 頭をぶつけるとなぜ痛いの? 皮膚や頭には神経がたくさんあります。神経は、脳にメッセージを送る電線のようなものです。ぶつけると、すぐに警告を送ります。痛みは、体が「大事にして」と頼む方法なのです。強くぶつけたときや、様子がおかしいときは、お医者さんに診てもらいましょう。
- 10. 人はなぜ泣くの? 涙は目を守り、きれいにしますが、悲しいとき、こわいとき、とてもうれしいときにも出ます。泣くと、気持ちが外に出て、そのあと落ち着く人がたくさんいます。
- 11. 水に入ると、指がなぜしわしわになるの? 水の中にしばらくいると、指の血管がきゅっと縮んで、皮膚にしわができます。科学者は、ぬれたものをつかみやすくするためだと考えています。タイヤの溝のようなものです。
- 12. おなかはなぜグーッと鳴るの? おなかの中で、食べ物や空気や水分を押し進めるために腸が動くと、音が出ます。おなかが空っぽのときは、音がよく聞こえます。小さな動物が住んでいるわけではないのですよ、そう聞こえても!
- 13. どうして眠くなるの? 昼のあいだ、体はエネルギーを使って、休みたい気持ちがたまっていきます。夜になって暗くなると、脳が寝る時間だと気づきます。眠っているあいだに、体は元気を取りもどして、脳は学んだことをしまいます。
