
次の冒険を、親子で過ごすひとときに。
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子供に「お願いします」と「ありがとう」を教えるには、毎日大人がお手本を見せ、言葉の理由を伝え、実際の場面で練習し、叱らずにほめることが大切です。マナーは最初からできるものではなく、愛情と根気で、くり返すうちに習慣になります。
このガイドでは、7つの具体的なステップ、年齢ごとの目安、よくある失敗、そして今日すぐできるチャレンジを紹介します。
「お願いします」と「ありがとう」を教える7つのステップ
順番に進めて、あせらないでください。数週間続けるだけでも、変化が出てきます。
- まず大人がお手本を見せる。 子供は家で聞いたことをまねします。子供にも、もう一人の大人にも、配達の人にも、スーパーのレジの人にも、「お願いします」「ありがとう」と言いましょう。聞くよりも見て学ぶほうが多いのです。
- 理由をやさしい言葉で説明する。 「ありがとうと言うと、相手はうれしくなるし、してくれたことに気づいたよって伝わるんだよ」と話します。意味が分かると、言葉は決まり文句ではなくなります。
- 言い方の道すじを見せる。 腕を引っぱって水をほしがるときは、落ち着いて「お願いする声を聞かせてね。やさしくお願いするにはどう言うかな?」と返します。「お水をください」と例を出して、くり返してもらいましょう。
- 落ち着いた時間に練習する。 お店屋さんごっこ、レストランごっこ、ぬいぐるみのお客さんごっこをしましょう。遊びの中ならプレッシャーがなく、直されていると感じずに練習できます。
- はずかしくならない合図を使う。 みんなの前で注意するかわりに、肩をトントンする、ウインクする、合言葉を決めるなどの合図を作ります。これなら、はずかしい思いをせずに思い出せます。
- 具体的にほめる。 「スーパーのお姉さんにありがとうって言えたね。にっこりしてたよ!」のように、行動とその結果を伝えます。ただ「えらいね」と言うより、何をくり返せばいいかがはっきり分かります。
- 完璧を求めず、続ける。 疲れていたり、はしゃいでいたりして、忘れる日もあります。「もう一回やってみようか?」と軽く戻してください。1日の叱り方より、家族が続けることのほうが大切です。
年齢別の目安
注意する前に、期待のレベルを合わせましょう。成長の段階ごとに、学び方がちがいます。
2歳と3歳: 音や動作をまねする時期です。意味が分からないまま「ありがとう」と言うこともありますが、それで大丈夫です。ちょうどいい場面で言葉をくり返し、受け取った人の笑顔を見せることに集中しましょう。手をたたく、バイバイをするなどの動作も、感謝のしるしです。
4歳と5歳: 言葉で相手が気持ちよくなることが分かりはじめます。理由を説明したり、「何かもらったらありがとう」「取る前にお願いします」といった決まりを作ったりできます。まだやさしい声かけが必要です。
6歳と7歳: 忘れたことに気づいて、自分で言い直せるようになります。先生、スクールバスの運転手さん、給食のおばさんへの感謝に広げたり、「すみません」「ごめんなさい」を教えたりするのによい年齢です。誰にも言われずに「ありがとう」を言えたら、しっかり認めてあげましょう。
チャレンジ: 今日3回ありがとうを言おう
練習をゲームにすると、やらされている感じがなくなります。秘密のミッションのように、「今日、言われなくても自分から3回ありがとうって言えるかな?」と提案しましょう。
家族、マンションの管理人さん、先生、物を貸してくれた友だちなど、だれに言ってもよいことにします。夜になったら、だれにありがとうを言ったか、相手がどんな顔をしたかを話し合いましょう。今日できなくても大丈夫。明日また挑戦すればいいのです。
やさしい雰囲気を続けるために、いっしょに子供向けの音楽を聞いたり、ブラウザで動くPigúiçaの無料ゲームで遊んだりするのもおすすめです。登録も広告もありません。ゲームのあとは、「だれがだれを助けた?」「助けてもらったらどうお礼を言うかな?」と聞いてみましょう。
避けたいよくある失敗
よかれと思ってやっていることが、逆効果になる場合があります。代表的なものを知っておきましょう。
叱って、またはみんなの前で言わせる。 人前で「ありがとうって言いなさい!」と命令口調で言うと、はずかしさと反発が生まれます。言葉がやさしさではなく、こわさから出てしまいます。決めておいた合図のほうがおすすめです。
気持ちがないのに言わせる。 意味が分からないまま「ごめんなさい」や「ありがとう」を強制すると、中身のない言葉になります。まず意味、それから言葉です。
レッテルをはる。 「行儀の悪い子」と呼ぶと、そのレッテルが子供にくっついてしまいます。行動について話しましょう。「今回は『お願いします』が足りなかったね」。
大人がしないことを子供に求める。 家でだれも感謝を言わなければ、子供はそのルールを大切だと思いません。お手本は、どんなお説教よりも先です。
すぐ結果を期待する。 本当の習慣になるには何か月もかかります。完璧な結果だけでなく、進歩を喜びましょう。
やさしい例: Pigúiçaと Fofuxo
物語の中で、青い目の子犬のハスキー、Pigúiçaは、友だちのFofuxoと魔法の庭で冒険をします。ふたりのやさしさがお話の魅力です。Lucas dos Reis Ariemeの絵本『Dogavios: Onde os Sonhos Ganham Vida』では、ふたりのふるまいを通して、そばにいる人を大切にする心地よさが、やわらかく描かれています。
会話にも使えます。「PigúiçaがどんなふうにFofuxoにありがとうって言ったか覚えてる? 同じようにしてみようか?」。子供は大好きな相手をまねするので、命令されたとは感じません。毎日の遊びの材料がもっとほしいときは、無料アニメのエピソードもチェックしてみてください。
よくある質問
何歳から「お願いします」と「ありがとう」を言いますか?
多くの子供は2歳ごろから、まだ意味はよく分からないまま、これらの言葉をくり返します。本当の理解が育つのは4歳から6歳のあいだです。大切なのは、大人のお手本といっしょに、あせらずやさしくくり返すことです。
うちの子は私が言ったときだけありがとうと言います。どうすればいいですか?
最初はよくあることです。命令を、決めておいた合図に替えて、自分で思い出せたらほめ、お手本を見せ続けましょう。ありがとうを言ったときの相手の表情を見せると、催促するよりもやる気が出ます。
無理にでも謝らせたり、お礼を言わせたりするべきですか?
その場で強制するより、先に教えて約束しておくほうがおすすめです。相手がどんな気持ちだったかを話して、使える言葉の例を伝えましょう。理解して言う言葉は、こわくて言う言葉よりずっと大切で、本当の習慣になります。

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