長い章立ての本にも役割はありますが、現実には5分しかない夜があります。よい知らせは、よく語られた短いお話は、上の空で読む長いお話よりよく効くということです。暗記して話せる8つの骨組みを紹介します。
8つのミニストーリー
- なまけものの星:いつも最後に光る小さな星が、だれかがまさに自分を待っていたと知るお話。
- 夢を見たくつ:子ども自身のくつが、今日どこへ行ったかを話します。
- あつめる雲:あくびをためこんで、ねる時間にいっぺんに放す雲。
- 灯台と小舟:一そうの小舟が帰れるようにだけ光る灯台。
- ありと毛布:自分のサイズの毛布を家じゅうさがすあり。
- 夢をひろうハスキー:ピグイッサが雲から落ちた夢をひろって、正しい持ち主に返します。
- 世界の一時停止ボタン:世界じゅうがいっしょにあくびをしたらどうなるか。
- きょうのお話:その子の一日を三人称で語り直し、静かな終わりにします。いちばん早く効きます。
5分をのばす技術
自然に感じるよりゆっくり話してください。文の終わりで声を落とします。文と文のあいだに2秒待ちます。急いで話せば2分のお話が、ゆっくりなら5分になります。子どもを眠らせるのは長さではなく、そのゆっくりさです。
同じお話をくり返しても
毎晩同じお話をせがむのは、あきていないからではなく安心だからです。次に何が起きるか分かっていると、脳はゆるみます。うしろめたさなしにくり返してください。




